10x Street Style
日本中にボクらのバスケコートを
コロナ禍、体育館からすべての”音”が消えた。
ボールの弾む音、シューズと床が擦れる音
子どものたちの声・・・
「バスケは格闘技」と言われるほど
プレーヤー同士の接触が激しいスポーツ。
例外なく、練習の機会は奪われ
日頃の成果を試す各大会は中止になり
子どもたちは困惑する。
気がつくと玄関先に2・3日触られた形跡のない
バスケットボールが転がっていた・・・
このままでは、子どもたちの心からバスケへの
情熱も冷めてしまうのでは・・・
そう思ったら、居ても立っても居られず
空き地を探し、ゴールを注文していた。
決して恵まれた環境ではない。
しかし、真夏の日差しの中、真っ黒に日焼けし
鼻の頭の皮は幾度もめくれながらも
そこに、ゴールがあるだけで
子どもたちは、必死にボールを追いかける。
少しでも良い環境を届けたい
そんな思いのひとつで、このコートを作る決意を
固めました。
愛知県半田市の住宅街から、はじめます。
野球やサッカーのように、子どもたちが
気軽にバスケを楽しめる環境を創る。
あの日、真夏の炎天下にもかかわらず
ひたむきにゴールに向かう、
キミたちの姿に、勇気をもらったのは
きっと、おじさんの方だったから
ありがとう・・・
感謝を込めて
BLOOMY合同会社
代表 川原悠伍